不動産売却・査定の極意 中古マンション売却査定相場価格

不動産売却成功法 マンション売却査定相場価格

「同じ会社でしょ?」大会社組織の実態

Written By: admin - May• 20•07

弊社ではほとんど専任ないし専属専任にてお手伝いさせていただいてますが、今回珍しく一般媒介にて取り組んでいた物件についてです。

ある旧財閥系不動産会社の渋谷支店から、その物件に関して広告掲載させてほしい旨連絡がありました。

 
私「え?御社の赤坂支店でも一般媒介でやってるんだから、そっちに許可もらえば良いんじゃないですか?」
理由は分かっていたのですが、一応聞いてみました。

相手「いや、私もおかしいとは思うんですが。。。あっちはあっちなんで。。」

 

どういうことかというと、全国展開の大きな組織と言っても、実態は支店ごとの競争になっているのです。

支店や営業マンにとっては同じ会社であっても、支店が違えば他社と取引するのと同じ感覚なのです。

もっと言うと、営業マンが多い支店は、第1営業部から第3営業部などと分かれています。

間違えて第1営業部に電話しても、第3営業部に電話を回してくれることはありませんので、かけ直してくれと言われるだけです。

営業部が違えば他社扱いですし、極端な話、同じ営業部の隣の席の営業マンでさえ競争相手なので、基本的に協力関係にはありません。

 
「大手だから組織力が違う」というのは全くの幻想だと言うのがよく分かりますね。

 

わざわざ弊社に連絡してきたのは、広告を許可してくれるだろうと考えてのことですが、この会社の体質がここでもよく分かります。

つまり、この会社は自分のところの預かり物件の広告は、他社はおろか社内の他支店でさえも広告させないという基本方針があるのです。

この担当者はそれが身に染みてよく分かっているから、社内よりむしろ他社の方が連絡しやすかったわけです。

 
ホームページも全国の支店の物件情報が完全に連動しているのではなく、支店ごとに取り扱える物件だけをそれぞれの支店のページに掲載しているというわけです。

たとえば、そのホームページで広い範囲で検索していて、いくつか気になる物件があったとき、たまたまある支店に連絡して全部紹介してもらおうと思ったら、それぞれの支店でしか扱えないので、そちらに連絡しなおさなければならないという現象が起こります。

もちろん最初に連絡を受けた支店の営業マンは、他支店に行かれたらお客を取られるかもしれないので、「その物件は契約予定だ」などとウソでも言って必死で引き止めるわけです。

 

この業界に限らず、一匹狼の集まりである営業会社はよくこういうことがあると思います。

私のお客さんでも外資系IT会社の営業マンで、このことを話したら「よく分かりますよ、うちも似たようなもんですから」とおっしゃっていました。

こういう実態や仕組みは悪だ!と叫びたいわけではなく、実態を把握できると
「じゃあ、それを逆利用してうまく売れるようにするにはどうすればいい?」
という前向きな話ができるのです。

 
それにしても刹那的な生き方になってしまう人が多いのは、ちょっと残念ですが。。

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.