~相談内容~
現在築5年目の中古マンションを売りに出して一ヶ月たちます。
山手線の駅から徒歩5分以内で南向き、ディンクス向けの55㎡のマンションです。
実は売り出す前には、知らなかった都市開発計画が持ち上がり、当マンションの南側に高層マンションが建設されることになり、冬至前後の日当たりが著しく悪くなるという事態に陥りました。
もちろん周辺から反対があり、まだまだ時間がかかりそうですが、突然の条件悪化に戸惑っております。
仲介業者が慌てて、買い手にも開発の話をしているようですが、
そればかりが強調されて、いまいち話がすすみません。
開発の詳細はまだ決まっていないので、説明も難しいとは思いますが、もう少し長所も強調してほしいと。。
安く買い叩かれるのではないかと、今仲介業者に対する不安が生まれています。
もし御社にお願いをしていた場合で、このようなことが起きたらどのように対応されますか?
どこまで買い手に話せばいいのでしょうか?
このまま続行するか非常に悩んでいます。
もしよろしければお教えいただけないでしょうか?
~以上~
=回答=
(more…)
インターネットによって不動産の探し方も本当に変わった。
情報にできるものはどんどんデータベース化して、簡単に検索・引き出しが可能になった。
ネット利用率の高いエリアほど物件登録件数も多く、ボタン一つで何百もの物件情報が見られる。
業者の方もどんどん登録して、ひたすら情報を垂れ流している。
そのおかげで、わざわざ不動産会社の店頭まで足を運ばなくても済む。わずらわしい営業マンの売り込みに悩まされることもない。
買い手にとってはとても気楽で便利になったと言える。
では、かつてより良い物件が買えるようになったか?
イエスとは言えない。。。
不動産は、他のものと違って通販できない。
現場を必ず見る。確認する事柄もとても多い。
物件検索で出てくる情報だけでは、自分に合っているか判断が付かない。
一覧になって同じように並べられると、他の物件との違いを判断するのは、せいぜい間取や数字の部分(広さや築年数、価格)だったりする。
事前にインターネットである程度絞り込んで現場を見に行ってみると、多くの人はイメージとのギャップに落胆する。
そして繰り返すうちに疲れて、現場を見に行かなくなってしまう。
頭でっかちになって、データで評論家的になる人も増える。
築年数が古いというだけで、全く眼中に入らないことも。
情報が簡単に取り出せるのも良いことばかりではないようだ。
そうは言っても現実はそうなってしまったのだから、それ相応に対応しないといけない。
中古物件の場合は、数字で勝負ではなく、ライフスタイルで勝負すべきだろう。
そして、そのライフスタイルの伝え方で、来るお客さんの数も変わってくる。
ただ広告すればいいというものではない。
決められた広告ルールの中で、少しでも目が留まる工夫を凝らしたいですね。