あるお家の売却のお手伝いをしておりました。
どうしても高く売りたい、そんな安くなるわけない、と相場からしても誰しもが高すぎると思う価格で売ることができました。
当然売主様も大喜びです。
自宅が売れると見込んで、買い替えで次も契約済みだったからです。
他の業者で売れなくて弊社でお手伝いしたわけですが、自分でもよくこの価格で売れたなと思いました。
しかしです。
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あるお家の売却のお手伝いをしておりました。
どうしても高く売りたい、そんな安くなるわけない、と相場からしても誰しもが高すぎると思う価格で売ることができました。
当然売主様も大喜びです。
自宅が売れると見込んで、買い替えで次も契約済みだったからです。
他の業者で売れなくて弊社でお手伝いしたわけですが、自分でもよくこの価格で売れたなと思いました。
しかしです。
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弊社へ専任媒介で依頼するのに躊躇しておられた売主様の物件ですが、早くも売れる運びとなり、売主様へはサプライズをお届けできました!
売主様
「え!もうですか!?えー、うれしいぃ、ありがとうございますぅ」
これで不安を抱かれていた売主様に対して、結果を示すことで、期待以上のご満足をいただけた気がします。
今回の買主様は特に、細かいところは気にされず、売主様にとって瑕疵担保責任等のリスクのない取引相手となりました。
改めて、やっぱり相性ってあるんだなと思いました。
「結露?どこのマンションでもありますから、気にすることないですよ」
ある他社(大手)の営業マンが若いお客さんを案内しながらそう言っているのを目の当たりにしました。
結露が原因でフローリングが変色していたので、おそらくカビかと思いますが、家具があったところが気になります。
張り替えればそれでいいという話もありますが、張替えても根本的な解決にはならないので、念のため、それを理解して買ってくれる方でないといけません。
なのに、「それくらいのことは当然ですよ~(じゃなかったらマンションなんて買えませんよ)」なんて言い方をしているので、大丈夫だろうかとこちらが不安になりました。
買ったあとに文句を言われても、説明済みならば、対応はもちろんできません。
説明済みといっても、その仕方に問題があれば訴えられる可能性もあります。
売主サイドのリスクとしては、売ったあとの瑕疵担保責任や告知義務違反があります。
しっかり説明済みであれば、どちらも回避できます。
リスク承知で買っているんですからね。
売りたい一心でそういう営業トークをされると、買主ももちろん、売主のリスクも増大することになります。
トラブルの元だということですね。
去年、売主買主間の直接の話の中で、ちょっとした言葉じりで少々もめたケースがありました。
売主さんも売れてホッとしたのか、買主さんにとっては聞き捨てならない!と誤解されてしまうことを言ってしまったのです。
不動産の取引は、ほんのちょっとしたやり取りで過敏になるものです。
●売主の心理とトラブルの構造は、ざっとこんな感じです。
売るのに少し不安な要素がある。
↓
希望価格で売りたい
↓
あまり正直に言いたくない
↓
売れたら売れたで、今度は正直に言わなかったことを不安に感じる
↓
いつかクレームになるではないか、とおびえ続ける
↓
その不安に耐えられなくなり、手続が進んでからそれとなく伝える
↓
買主が驚きトラブルに・・・
○情報開示する場合、
売るのに不安要素がある
↓
正直に情報開示するが、売れないのではないかと不安になる
↓
がんばって続ける
↓
売れる
↓
正直に取引でき、とても安心して取引できる
とにかく売ることに目を奪われて、大事なことを忘れてしまうケースが目立ちます。
人間の弱いところです。
株式市場におけるIRではないですが、良識ある情報開示とコミュニケーションが大切なのは、今さら言うまでもありませんよね。
相手の立場も考えましょう、というカンタンな話なんですがね。。。