総務省発表。
地方が顕著で、山梨や長野が2割くらいになるようですが、埼玉や神奈川でも1割くらいになるようです。
住宅が余っていることの表れですね。
この傾向はますます強まっていくんでしょうね。
実のところエリアによっては需給バランスが崩れています。
無策の状態のまま放置されてる物件がかなりありますね。
売主としても具体的な買主が現れないと手をかけないし、業者としても成功報酬だから見切りが早い。
不動産の売却は、簡単でもあるし、難しくもある。
時の運だったりします。
でも、やり様によってはその運を引き寄せることができます。
引き寄せのきっかけを作ってみませんか?
同業の知人が独立するというので、相談に来ました。
”社長”というものをやってるといろんなところから相談が来るもんですね。
社名を考えているが全然良いのが思い付かない、ということでアイデアを出し合っていました。
こういう時あなただったらどう考えますか?
よくありがちなのは自分の名前にちなんでとか、こういう会社にしたいからとか、でしょうか。
かっこいいからとか、夢のある感じとか、大きく発展するとか、末広がりとか、語呂・響きとか、占い師のアドバイスとか、字画とか・・・・・・
そういえば昔、「キャノン」の正式名称が「キヤノン」って聞いて驚きましたね。(←「シヤチハタ」や「キユーピー」など理由はいろいろあるらしいので検索して調べてみてください。)
いろいろありますが、私の中では大きく二つに分かれる気がします。
自分の理想をあらわすという外向きのベクトルと、社名を聞いた人が受けるであろう印象から想定した内向きのベクトルです。
例えば自分の名前にちなんだり、将来像を描いた場合は外向き。
どう見られるか聞こえるかを気にして決める場合は内向きです。
概念の問題なので、異論があっても、まぁ、軽く聞き流してください。(笑)
両方のベクトルがかなっている社名がベストですが、どっちか選ぶとすると、私なら内向きのベクトルで選ぶべきかと思います。
世の中の社名をざっと見ると、外向きのベクトルの方が圧倒的に多い気がします。
外向きベクトルの多くは社名を聞いて何のイメージも湧かないことが多いですが、勿体無くないですか?
内向きベクトルの視点は、どういうイメージを湧かせるかという観点に集中しているので、それを考えると自社のコンセプトを明確にさせる良いきっかけになります。
商品名を考える時と違って、打ち出すコンセプトを反映させずに社名を決める人が多いようなので、もうちょっと考えてもいい気がします。
自分がやろうとしていることと、自分をどう見てほしいかの両方の視点ですよね。
当たり前ですが社名は超重要です。
私の考え方は、名刺を出したとき、名乗った時、電話に出たとき、省略したとき、紹介されるときなどを想定します。
他には、検索する時された時やいろんな字体でタイプした時も考えます。
言いにくいかどうか、思い出しやすいかどうか、ストーリー性があるかどうかも考えますね。
初めて聞いた時、マイナスイメージがどの年齢層にもなく、3つ以上の前向きなイメージが連想できるもの以外は却下しました。
そしてランダムにいろんなキーワードを出しまくって、その中で良さそうなものを組み合わせたりします。
本人ができたら入れたい言葉を優先しつつ、しっくりくるものをくっつけ直したり、引いたり、ひらがな・カタカナにしたり、当て字にしたりします。
言い合う中で、かなり笑えるものもあって単純に楽しかったです。
弊社の場合は、「じゃ俺は、練馬スタイルだな」などとよく言われて笑い話の種になったりします。
私は、「麻布」を付けることは最初から決めていました。
どう見られているかは自分では評価できないのでお任せしますが、評判は良かった気がします。
今でも少々気になっているのが「有限」ということですかね。
今は新会社法の下、資本金の大小に関わらず株式会社になって、有限会社は新規で作れないのである意味貴重ですが、世間のイメージは「株式会社」の方が”大きい”というイメージで定着していると思います。
いつでも変更できるのでいいのですが、この瞬間的なイメージってやっぱり大事ですよね。
あ、前株(前有)か後株(後有)ということもこだわりましたね。
つまり(株)が社名の前につくか、後に付くかです。
数えたことはないですが、前株の方が多い気がします。
名簿に並んだときの事も想定しましたね。
そうこうしている内にかなり良い物を思いつきました。
本人もすぐに気に入ってくれて、あまりの分かり易さと浮かぶイメージにテンションがめちゃくちゃ上がっていました。
すごい勢いで感謝されたので、うれしかったです。
私が別会社を作ったら使いたいくらいのものでしたね。
まだここでは言えないのが残念です。。。
でも「昨夜の手紙」にならないよう冷静に考えてね、とは言いましたが。
ここで言える事は、このとき一緒に考えた過程が弊社が普段お客さんとやっていることと同じなんですね。
物件コンセプトと売り出し方、見せ方。
社名相談に乗れたのは、この思考法が利いているのに気付きました。
不動産の流通現場では、物件情報がどのように扱われるか?
営業マンが見たとき、客が見たとき、親などに見せるとき、銀行が見たとき、インターネットのとき、FAXのとき、メールのとき・・・・・
そう考えるとまだまだ考えることありません?
以前にも言いましたが、仲介業者の都合で不動産取引が誘導されることが日常的にあります。
これは収益構造を見たら営利企業としては自然な行動ですが、この傾向が強まっています。
この不景気で業界最大手もなりふり構わぬ行動に出てきました。
「手数料をくれ。」
いままでこんな要求はありませんでしたが、それ相応の仕事もしてないのによく言います。
ということは、手数料にこだわって、ますますお客の不利益な行動に出る可能性が高まりました。
要注意ですね。